SSブログ

「還暦からでも学び直しができる!」 [シニアの学び方]

スポンサーリンク




ベストセラー作家であり、精神科医でもある樺沢紫苑先生の最新作
「ムダにならない勉強法」(2017/1/10発売)からの学び



本書では65もの勉強戦略が紹介されているが、ここでは主に「大人の勉強のための4つの戦略」について紹介します。


【大人の勉強戦略1】「長所伸展/短所克服勉強法」(Kindle版位置No.3480中1123)

人が成長するためには、自分の得意分野、能力を更に伸ばす「長所伸展」。自分の不得意、苦手な部分を克服する「短所克服」の2つの方法があります。
子供の場合は、「長所伸展」を先にしたほうが良いと言わるが、大人の場合、会社でうまく仕事をこなしていくためには、「短所克服」を優先させた方が良いと言われています。

例えば、長所は「書き方」で、短所が「話し方」の場合、得意な「書き方」で不得意な「話し方」を穴埋めすることはなかなかできないから、まずは「短所克服」を先にしたほうが、目立った自己成長と仕事上の成果に結びつくはずです。

自分の短所、弱点、コンプレックスに立ち向かうことは、精神的に苦痛。
自分の短所を克服することから、無意識に逃げるもの。

そんな時の対処方法は「逃げちゃダメだ」とつぶやくことです。

自分の短所、苦手を常い意識し、「何とかしよう!」と問題意識を持つことができれば、長所よりも、短所のほうが伸びしろが大きいので、結果は大きく出始めます。


【大人の勉強戦略2】「ターゲット勉強法」(Kindle版位置No.3480中1223)

「目的」「目標」を詳細にきめれば、効果は最短で表れます。
自分は、どうなりたいのか?そのなりたい姿をありありとイメージすれば、そこに至るために、何を勉強すべきか、最適な勉強法が見えてきます。

ゴールが分かれば、勉強法も決まる。(Goal思考)
目的のハッキリしない、「とりあえず勉強法」は時間とお金のムダ。



【大人の勉強戦略3】「『カンフー・パンダ』勉強法」(Kindle版位置No.3480中1307)




アニメ映画『カンフー・パンダ』は、実は「学び」と「自己成長」のヒントが山盛りのビジネスマンにお勧めの映画。

ラーメン屋の息子「ポー」は、カンフーが大好きなカンフーオタクだが、運動は大の苦手。そんなポーが、ひょんな偶然から、最強の戦士とされる「龍の戦士」の候補に選ばれてしまい、カンフーの修行を始める。

カンフーの稽古に励んだポーは免許皆伝とも言える「龍の巻物」を授けられるが、その巻物には「何も書かれていなかった」
自分の姿が写っているだけだった。

そこには、自分をどうやって変えるか?の答えとして、
「自分自身は特別だと信ずるのみで良い、あるのは自分だけと信ずること」の
メッセージとして受け止めることができます。

「気づき」は「自己成長」のための必須条件。
「気づき」を得て、それを「行動化」していく。


【大人の勉強戦略4】「守破離勉強法」(Kindle版位置No.3480中1326)

400年続く究極の勉強法!

「守破離」は、茶人・千利休の歌
「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」
をもとにしていると言われています。

茶道、武道、伝統芸能などの世界で、師弟関係、学びの姿勢を示す言葉、物事を極めるための重要が方法論。

「守」:師の流儀を習い、その流儀を守って励むこと。(初級)
「破」:師の流儀を極めた後に他流を研究すること。(中級)
「離」:自己の研究を集大成し、独自の境地を開いて一流派を編み出すこと。
(上級)

基本を徹底的に真似て、しっかりと習得する。
基本を踏まえた上で、他の方法やいろいろなパターンを試してみる。
最後に「自分流」を確立する。


いきなり「自分流」を目指す「離離離(りりり)のおじさん」から脱却しない限り、何を勉強しても、上達しないし、結果も出ない。
時間とお金と努力のムダに終わるだけ。


さて、大人の勉強戦略を還暦過ぎの自分がどのように実践していくか?

まずは、ターゲット勉強法でこの先の目標を設定する。とりあえず勉強法は限られた老後の時間と労力、お金のムダとなるので絶対に避けたい。

現役時代に比べて時間的余裕は少々あるものの、消費可能な所得の確保が必須である。
退職金、年金に加えられる収入源を作り出すことを早期に達成させるべき目標と設定する。

そのために現状の自分に足りないスキルを洗い出す。短所克服法の適用である。

実行に当たっては、成功事例を守破離勉強法にて地道ながら着実に行動していく。

これらの背景では『カンフー・パンダ』勉強法によるマインド形成が必要と思う。


現役サラリーマンだけではなく、むしろ自分自身の人生を自らの行動で変えていける可能性を持ったシニア層こそ実践していくべき勉強法であると捉えることができると思う。
シニアパワーの発揮に強い味方を得ることが出来ました。
樺沢先生の最新作との出会いに感謝致します。ありがとうございました。



スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。